外貨預金と外貨建てMMF
初心者にお勧め
外貨投資ができる金融商品には、様々なものがあります。なかでも初心者が始めることが多いのが、外貨預金と外貨建てMMFです。
銀行が外貨預金を扱っており、普通預金と定期預金に分かれています。取り扱っている通貨は、通常、ユーロや米ドルなどです。一般的に、外貨預金の最低預入額は10万円相当額以上です。
適用される外国為替レートは、当日午前10時のものがその日1日固定されますが、銀行が仲値(銀行が、1日に1回、その日の営業時間を通して取引するための基準となる価格)を公表した後に市場のスポット・レートが1円以上動いた場合は、それに応じて適用レートも変わります。
円を外貨に替えるときのレートをTTS、外貨を円に替えるときのレートをTTBといい、中心レート(仲値)にそれぞれ為替手数料を上乗せします。この為替手数料は、銀行によって違いがありますが、大体、米ドルでは1ドルにつき往復2円、ユーロは1ユーロにつき往復3円となっています。
外貨定期預金は、固定金利で利回りが確定しているのですが、中途解約ができません。それに、適用される外国為替レートが1日固定されているので、為替差益を狙っている人には向いてないと思います。外貨を資産として中長期保有するつもりで、安定した運用をしたい人にはいいかもしれません。
外貨建てMMFは投資信託の一種です。外国の格付けの高い短期債券や短期金融商品に投資し、安定的な運用をします。実績分配型なので利回りは確定しておらず、外貨ベースの元本割れリスクは小さいと言えるでしょう。
解約はいつでもよく、米ドル建てMMFだと1ドル以上1セント単位で購入することができます。為替手数料は1ドル=1円(往復)、1ユーロ=1円50銭(往復)ほどで、外貨預金と比較しても安いと言えます。外貨建てMMFの強みは、少額からチャレンジできることです。