外貨投資の魅力(2)
2つのメリット(2)
外貨投資の金利メリットについて、説明していきたいと思います。外貨建てMMFや外貨預金などは、その通貨を用いている国の金利を反映します。たとえば、円なら日本の金利、米ドルなら米国の金利などです。
仮に日本の公定歩合を0.1%、米国の公定歩合を1.5%とします。米国の公定歩合は日本よりも高い金利となっているので、ドル建ての金融商品で資産運用すれば円よりも高い金利で運用することができます。
TTSが1ドル=100円として、金利が2%のドル建て定期預金(期間1年)に1万ドルを預けたとします。投資資金は100万円で、1年後の満期時には元本が1万200ドルになります。預け入れたときよりも円安が進行していて、TTBが105円になっていたら、為替差益5万円と金利分2万1000円が加算され、107万1000円が戻ることになります。これこそが、為替差益と金利のメリットです。
ちなみに、TTSとは銀行で円をドルに替えるときの外国為替レートで、TTBとは銀行でドルを円に替えるときの外国為替レートのことをいいます。
しかし、円高が進行することで為替差損が生じ、金利分の利益も無くなる恐れもあります。常に外貨で保有し続けるというのなら問題ないのですが、いずれ円に戻すか、短期投資で為替差益を得たいなら、相場の動向には注意しておきたいものです。
初めて、外貨投資を始めるという人は、スタンダードな米ドルから入ったほうがいいと思います。外貨投資には、様々な商品があり、為替手数料や仕組みなどに違いがあります。