円高・円安とは
円高・円安による影響
よく、ニュースなどで円高・円安といった言葉がでてきますが、これはどういう意味でしょうか。
仮に1ドル=130円の外国為替レートが1ドル=120円に動いた場合、動く前と動いた後に価格が1ドルの同じ商品を円で購入したとします。1ドル=130円のとき、1ドルの商品を買うには130円が必要となりますが、1ドル=120円になると同じ商品でも120円で買えてしまいます。
120円のほうが安く買える分、円はドルに対して価値が高まったことになります。このようにドルに比べて円の価値が高くなることを円高といい、ドルの価値が円に比べて下がることをドル安といいます。
逆に1ドル130円の外国為替レートが1ドル=140円に動くと、円安になります。この場合、130円で買えた1ドルの商品が、140円出さないと買えなくなります。ドルが高くなった分だけ、円はドルに対して価値が下がったということになります。
このようにドルに比べて円の価値が下がることを円安といい、ドルの価値は円に比べて上がっているためドル高といいます。基準となる外国為替レートがあるわけではなく、ある時点からみて円がどのようになっているのかをいいます。
ところで、ドル高・円安になることで、どのような影響が私達に及ぶのでしょうか。たとえば、そのひとつに米国海外旅行に安く行けるということが挙げられます。ドルで支払う金額は同じでも、円で支払う金額は安くなるので、その分現地で商品を買うこともできます。
ただ、ドル建て預金やドル建てMMFで運用していた人は、ドル安・円高が進むと円に換算したときの価値が減ってしまい損をすることになります。しかし、ドル高・円安になることでドルの資産価値は上がり、ドル建て預金やドル建てMMFで運用していた人は為替差益が発生し、運用利回りと合わせて利益を得る可能性が高くなります。